友人たちが語る 川上澄生の作品 ~雑誌『工藝』より +新収蔵作品展

詩人であり版画家である川上澄生の作品について、これまで様々な切り口の展覧会で紹介されてきました。その朴訥で謙虚な人柄は作品にもよく表れていますが、川上澄生という「人」にスポットを当てることで、その「芸術」をより身近に感じることができるでしょう。その手掛かりとなるのが、「川上澄生版画」を特集した雑誌『工藝』第96号(1939年、日本民藝協会刊)です。本号では、川上澄生の学生時代からの友人、勤務先の栃木県立宇都宮中学校(現・宇都宮高等学校)の同僚、版画家の棟方志功や思想家の柳宗悦など、川上澄生をよく知る11人が、川上澄生の版画の魅力や知られざる一面について語っています。
本展は、雑誌『工藝』第96号の「川上澄生版画」特集に掲載された友人たちのエピソードや、彼らが賞賛する川上澄生作品を紹介することで、川上澄生の「人」と「芸術」に迫るものです。
また、同会場では、当館の作品・資料収集活動の成果として、令和3年度から令和4年度の新収蔵作品の一部を公開します。併せてぜひご覧ください。
※川上澄生《初夏の風》(1926年)特別展示期間は4月22日(土)~6月4日(日)となります。
会 期: | 令和5年4月8日(土)~9月3日(日) |
会 場: | 鹿沼市立川上澄生美術館 2階展示ホール |
開館時間: | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休 館 日: | 月曜日(7/17は開館)、6/20(火)、7/18(火) |
入 館 料: | 一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円) ・ ( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金 ・毎週土曜日は小・中学生無料 ・毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料 ・障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料 ・6/11(日)は栃木県誕生150年記念・県民の日関連事業のため無料、9/1(金)は 洋燈忌(川上澄生の命日 )のため無料 |
関連イベント
館長と楽しむ作品鑑賞会
日時:4月8日(土)14:00~14:30
会場:2階展示室
※企画展チケットが必要です
※企画展チケットが必要です
学芸員によるギャラリートーク
日時:7月8日(土)14:00~14:30
会場:2階展示室
※企画展チケットが必要です
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