北海道と川上澄生
北海道と川上澄生 北の大地での収穫
川上澄生《北海道風景》 1954年(昭和29) 木版墨刷 手彩色 紙
※画像の無断使用を禁じます。
北海道と川上澄生 北の大地での収穫 展
会 期:令和2年10月3日(土)~令和2年11月29日(日)
会 場:2階展示室
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日:月曜日(11月23日は開館)、11月4日(水)、11月24日(火)
入 館 料:一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
・ ( )内は20名以上の団体料金、東武沿線美術館連携事業割引料金、M割料金など
・毎週土曜日は小・中学生無料
・毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料
・障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※11月3日(火)は文化の日のため無料
会 場:2階展示室
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日:月曜日(11月23日は開館)、11月4日(水)、11月24日(火)
入 館 料:一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
・ ( )内は20名以上の団体料金、東武沿線美術館連携事業割引料金、M割料金など
・毎週土曜日は小・中学生無料
・毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料
・障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※11月3日(火)は文化の日のため無料
1945(昭和20)年の春、川上澄生とその家族は、太平洋戦争の戦火を避けるために、住み慣れた宇都宮を離れ、妻の実家がある北海道の安平村(現 安平町)追分へ向かいました。その後、一家で白老村(現 白老町)へ移り、1949(昭和24)年1月初めまで、およそ3年間にわたり、この地で暮らしています。
北海道では、白老村と勤務先の苫小牧町(現 苫小牧市)を汽車で往復する毎日を送り、車窓から見える雄大な樽前山や、サイロのある牧場の風景が作品の主題となっていきます。また、『あいのもしり』、『えぞがしま』などの私刊本制作のほか、『北方風物』や『羊蹄』など、出版物の装幀や挿画の仕事を精力的に取り組んでいるのも、この時代の創作活動の特長です。
その後、宇都宮へ戻ってからも、川上は時折北海道を訪れては、当時知り合った仲間たちと親交を温め、さらに取材に基づいた北海道をテーマとした作品を制作し続けました。
本展は、川上の北海道時代に着目し、新たに収蔵した作品や資料を交え、そこでの暮らしからどのような収穫を得たのかを紹介するものです。
※この時期、特別企画展として「ようこそ鹿沼へ!山下正 川上澄生コレクション展」を開催する予定でしたが、国内の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、来年度以降に延期となりました。ご了承ください。
【関連事業】(いずれも企画展チケットが必要です)
■館長による作品鑑賞会(申込不要)
日 時:10月3日(土)午後2時から午後2時30分
会 場:2階展示室
講 師:鹿沼市立川上澄生美術館長 青木 理